2008年10月30日木曜日

Microsoft PDC2008

PDC2008のKim CameronのセッションでMicrosoftのアイデンティティ関連のソフトウェアとサービスのロードマップが発表されていました。今回のPDCのテーマはどうやら「Software+Services」だそうです。やっぱりクラウドコンピューティングを強く意識しているようですね。
今回発表されたのは、以下の枠組み。


<ソフトウェア>
・"Geneva" Server
・Microsoft Service Connector
・Geneva Framework, CardSpace
・Live Framework
<サービス>
・Live Identity Services
・Microsoft Federation Gateway
・.Net Access Control Service


ソフトウェア側で大きなポイントは"Geneva" ServerのSAML2.0サポート。サードパーティSTSとのフェデレーションができるようになりました。セッション内ではTivoli Access Managerとの連携デモも見せてました。
後はサービス側ですが、Microsoft Federation Gateway。Microsoftが提供するサービスで、LiveIDやAD DS+Microsoft Service Connectorなどを含むいろんなSTSと"Geneva" FrameworkやLive Framework上で動くアプリケーションのゲートウェイをしてくれるらしいです。
.NET PassportではMicrosoftがInternet上の唯一のIdPになろうとして失敗したので今回はあくまで”サービス”に徹するということでしょうか?二の舞にならないことに期待??です。

2008年10月29日水曜日

Windows Live IDがOpenIDをサポート

なかなか時間がとれずILM"2"に触れていないのでニュースから。



関連URL:
http://winliveid.spaces.live.com/blog/cns!AEE1BB0D86E23AAC!1745.entry?wa=wsignin1.0

早速試してみました。 Windows Live IDはすでに取得しているので、https://login.live-int.com/beta/ManageOpenID.srfへアクセスしてサインイン(右)



LiveIDに紐付されたOpenIDが表示されます(初回はエイリアスを登録します)









このOpenIDをコピーして、サンプルRPサイトへアクセス。
http://openidenabled.com/ruby-openid/trunk/examples/consumer

先程のOpenIDを入力してVerify。




Windows Live IDの認証ページへ




















Verification of http://openid.live-int.com/xxxx succeeded.
と表示されればめでたしめでたし。

2008年10月2日木曜日

早速始めてみます

はじめまして。
これまでを含めいろいろと関わったIdM製品の検証結果などを書いていくつもりです。

早速ですが、まずは今遊んでいるMicrosoftのIdentity Lifecycle Manager 2007(ILM2007)の後継のILM"2"β3について書いていこうと思います。