ちょっと前にも似たような話をポストしましたが、今度は本決まりみたいですね。
ExaDataでOracleもハードウェアに手を出し始めたな~と思っていましたが、本格的にハードも見ていくことになりそうですね。
まぁハードウェアからソフトウェア、ソフトウェアからサービスへ、とメインストリームがシフトしていく中での当然の淘汰なのかもしれません。
しかしやはり気になるのは、SunのIdMやディレクトリ、SSO関連のミドルウェア製品群の動向です。
特に最近両社が大々的に宣伝していたRole管理分野に関しては、SunがVaauを、OracleがBridgestreamを買収する前は同じくCAが買収したEurekifyと合わせて3大ERM(Enterprise Role Management)ベンダといわれていたくらいですから、この買収でOracleにこの分野のパワーが集約していくことになりそうです。
IdMは両社とも持っていますが、私見ではありますが歴史が古い分Sun製品の方がこなれているイメージですので、どう調整をつけることやら・・・。まぁ元はと言えば両社とも買収製品(Sun:Waveset Technologies、Oracle:Thor Technologies)ですけどね。※あ、Sunは買収前にSun One MetaDirectoryって出してました・・・。以前死にそうになりながら検証したなぁ(汗)
まぁ、OpenSSOやOpenDSに関しては既にオープンソース化しているので、そのまま残るでしょうがエンタープライズ向け製品に関してはどこかで折り合いをつけることになるだと思います。
いずれにしてもPeopleSoftやSiebelとEBSの融合具合を見ているとしばらく時間はかかるとは思いますが。
2009年4月21日火曜日
2009年4月17日金曜日
Forefront Identity Manager 2010 !
ILM"2" の正式名称が発表になったようです。
http://www.microsoft.com/forefront/en/us/identity-manager.aspx
その名も「Forefront Identity Manager 2010」・・・
そっちに行きましたか~。FIMって略すんでしょうか?
http://www.microsoft.com/forefront/en/us/identity-manager.aspx
その名も「Forefront Identity Manager 2010」・・・
そっちに行きましたか~。FIMって略すんでしょうか?
2009年4月16日木曜日
ILM"2" RC1に向けて
ILMプロダクトチームのblogより、リリース延期後のステータス情報です。
現在、RC1に向けてワークを進めているそうですが、RC1ではRC0に比べて以下の点を修正するそうです。
・パフォーマンスの向上
データベースのschema変更
Web Serviceプロトコルの修正
・MSITにおける展開をプラクティスとした修正
・PowerShellでの管理I/Fの実装(1dent1ty cHa0sより)
他にももともとRC0からRTMへ移行するにあたっての修正点が多数あったのでそちらも取り込まれてくるのでは?と思います。
Web Service関係の修正が多く、一部RC0で作成したカスタムクライアントのコードの書き換えが必要になりそうなので、実際問題RC0といっても割と柔らかい状態だったんだろうな~と想定されます。
しかし、XPath Level1やLevel2に準拠してWeb Serviceのインターフェイスを開発していたはずなのに、ここにきてXPath Level1に”よく似た”独自実装をする、と宣言してしまったりしているので、仕様が固まるまではしばらくカスタムクライアント関係は放置するしかないかな、、と思います。
現在、RC1に向けてワークを進めているそうですが、RC1ではRC0に比べて以下の点を修正するそうです。
・パフォーマンスの向上
データベースのschema変更
Web Serviceプロトコルの修正
・MSITにおける展開をプラクティスとした修正
・PowerShellでの管理I/Fの実装(1dent1ty cHa0sより)
他にももともとRC0からRTMへ移行するにあたっての修正点が多数あったのでそちらも取り込まれてくるのでは?と思います。
Web Service関係の修正が多く、一部RC0で作成したカスタムクライアントのコードの書き換えが必要になりそうなので、実際問題RC0といっても割と柔らかい状態だったんだろうな~と想定されます。
しかし、XPath Level1やLevel2に準拠してWeb Serviceのインターフェイスを開発していたはずなのに、ここにきてXPath Level1に”よく似た”独自実装をする、と宣言してしまったりしているので、仕様が固まるまではしばらくカスタムクライアント関係は放置するしかないかな、、と思います。
2009年4月15日水曜日
Exgen Networksパートナーミーティングに参加しました
年度末/年度初めのバタバタで久しぶりの更新となってしまいました。
4/13(月)に東名阪第1弾となる大阪会場でのExgen Networksパートナーミーティングが開催されたので参加してきました。
パートナー向けということもあり、販売実績や販売傾向(やっぱり大学に強い)という話や新バージョンの機能やロードマップ関連の発表がありました。
話として興味深かったのは、2008年度の販売傾向を分析すると、
・IDワークフローや監査系のプラグインが伸びている
・スモール~ミドルTier(1000名~2000名)の顧客への導入が伸びている
ということでした。
やはり大企業へのIdMは一巡しており、今後は中小規模への導入が進む、ということとIDワークフローや監査系の機能は内部統制関連の対応ということだと思います。
ある意味非常に安価な製品なので中小規模の顧客の内部統制対応という領域をターゲットにしばらくは好調なのかも知れません。
後は、IdM製品専業ベンダということで次のビジネスは何かを模索する一貫として昨年度からExgen Networksでは「クラウド」をテーマとして挙げています。
具体的にはサイオステクノロジーとのアライアンスでGoogle Appsへのプロビジョニングプラグインの開発などという形で話を進めているようですが、そのあたりの話がサイオステクノロジーの中田さんから、後はスペシャルゲストでマイクロソフトの安納さんからAzureの話がありました。中田さんはともかく、安納さんは懇親会でも言っておられましたが「思いっきり競合」という非常にアウェイ感漂う中で頑張って?おられたと思います。
まぁ、今後の発展を期待したいところですがある意味狭義のIdMの典型であるプロビジョニング製品ベンダがクラウド世界におけるIdMというところに手を伸ばすのはなかなかハードルの高い話だな~というのが正直な感想でした。
LDAP ManagerのレポジトリとなるLDAPをHP Ice Wall SSOのレポジトリとしてSAML IdPを構築する、という話は実績を含めて出てきているようですが、認可回りなどはまだ手つかず、という感じです。
また、せっかくマイクロソフトとのコラボレーションも現場では実現しているので、LDAP Manager+Genevaといった組み合わせで、Azureと他のサービスのSSOなんて言うのも取り組みとしては面白いかも知れません。
いずれにしても今後に期待、というところです。
4/13(月)に東名阪第1弾となる大阪会場でのExgen Networksパートナーミーティングが開催されたので参加してきました。
パートナー向けということもあり、販売実績や販売傾向(やっぱり大学に強い)という話や新バージョンの機能やロードマップ関連の発表がありました。
話として興味深かったのは、2008年度の販売傾向を分析すると、
・IDワークフローや監査系のプラグインが伸びている
・スモール~ミドルTier(1000名~2000名)の顧客への導入が伸びている
ということでした。
やはり大企業へのIdMは一巡しており、今後は中小規模への導入が進む、ということとIDワークフローや監査系の機能は内部統制関連の対応ということだと思います。
ある意味非常に安価な製品なので中小規模の顧客の内部統制対応という領域をターゲットにしばらくは好調なのかも知れません。
後は、IdM製品専業ベンダということで次のビジネスは何かを模索する一貫として昨年度からExgen Networksでは「クラウド」をテーマとして挙げています。
具体的にはサイオステクノロジーとのアライアンスでGoogle Appsへのプロビジョニングプラグインの開発などという形で話を進めているようですが、そのあたりの話がサイオステクノロジーの中田さんから、後はスペシャルゲストでマイクロソフトの安納さんからAzureの話がありました。中田さんはともかく、安納さんは懇親会でも言っておられましたが「思いっきり競合」という非常にアウェイ感漂う中で頑張って?おられたと思います。
まぁ、今後の発展を期待したいところですがある意味狭義のIdMの典型であるプロビジョニング製品ベンダがクラウド世界におけるIdMというところに手を伸ばすのはなかなかハードルの高い話だな~というのが正直な感想でした。
LDAP ManagerのレポジトリとなるLDAPをHP Ice Wall SSOのレポジトリとしてSAML IdPを構築する、という話は実績を含めて出てきているようですが、認可回りなどはまだ手つかず、という感じです。
また、せっかくマイクロソフトとのコラボレーションも現場では実現しているので、LDAP Manager+Genevaといった組み合わせで、Azureと他のサービスのSSOなんて言うのも取り組みとしては面白いかも知れません。
いずれにしても今後に期待、というところです。