2013年4月2日火曜日

[FIM2010]ECMA2.2と各種対応コネクタがベータリリース


そう言えば先日の FIM2010 R2 用の SP1 と共に 2.1 へとバージョンが上がった EMCA(Extensible Connectivity:拡張管理エージェント)ですが、早くも 2.2 のベータ版が Connect サイトに上がっています。

https://connect.microsoft.com/site433/Downloads/DownloadDetails.aspx?DownloadID=48615
※要登録

今回のバージョンの目玉はなんといっても「同期エンジンなしで実行できる様になったこと」です。この機能により、Visual Studio を使って単体で管理エージェントのテストやデバッグを実行できるようになりました。

他にも、
・コネクタを作成する際、機能のロードをユーザに情報を入れさせてから実行できるようになった。(例えば、SQL Server などから動的にスキーマを取得するようなコネクタを作ろうとした場合、これまでは SQL Server へ接続するユーザ情報を入力する前に機能をロードしようとして失敗していた)
・アンカー属性として LDAP の DN 形式をサポートした。
・delta import の際に object type の更新/削除できなくした。
という拡張がされています。


また、同時に EMCA2.2 に対応した以下のコネクタのベータ版もリリースされています。
・PowerShell MA
 もともと MCS(Microsoft Consulting Service)が個別で開発して使っていたコネクタのようですが、製品としてリリースされることになりました。
・SharePoint User Profile MA
 SharePoint のユーザプロファイルを管理するコネクタです。
・Generic LDAP MA
 汎用の LDAP コネクタです。XMA1.0 のサポート終了に伴い、コミュニティベースで公開されていた OpenLDAP XMA の代わりに使うことになりそうです。

最近特に FIM 関連の製品更新が多いので、なかなかついていけてません。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿