2014年11月19日水曜日

[MIM]Microsoft Identity Manager 2015 CTP1が公開されました

既に各所で情報が出ていますが、Forefront Identity Manager(FIM)の次期バージョンであるMicrosoft Identity Manager 2015(MIM2015)のCTP1が正式に公開されました。

Active Directory Team Blog:Microsoft Identity Manager Public Preview is now available!


新機能は既にTechEd Europeなどでも解説されている通り、以下の通りです。
※各種画像は公式blogより転載

◆特権アカウント管理(Privileged Access Management/PAM)

 Active Directory上のアカウントに限定ではありますが、ユーザに対して期間限定で特権を割り当てることが可能になります。
 具体的にはKerberosのチケットのTTLをコントロールしたグループへの参加をさせる形となります。


◆Azure Active Directory(AzureAD)の多要素認証(MFA)を使ったセルフサービスパスワードリセット(SSPR)
 これまでカスタムでSSPRの認証ゲートを組み込んでいましたが、製品としてAzureのMFAに対応したPhone Gateが実装されてきました。
 パスワードを忘れた場合などのリセットをする際の認証に、これまでの秘密の質問だけでなくPhone Factorが使えるようになったので、管理者の負荷を下げることが出来るかもしれません。


◆ストアアプリでのCertificate Manager(CM)の提供
 Certificate Manager(CM)でのスマートカード発行がこれまでのWebベースからストアアプリでも出来るようになりました。タブレット端末で使うときなどは重宝するかも知れません。


◆最新プラットフォームのサポート

 ようやく、以下のプラットフォームに対応しました。
  • Windows Server 2012 R2
  • SharePoint 2013
  • SQL Server 2014
  • Exchange 2013
  • Visual Studio 2013


connectサイトからダウンロードできるので、早々に試してみようと思います。

ダウンロードサイト:




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