2016年に入ってから細かくPreviewビルドが公開されてきたMicrosoft Identity Manager 2016(MIM)ですが、ついにService Pack 1がRTMとなりました。
これまでのリリースの履歴。3月、4月、6月にPreview版が出ていました。
[MIM]June CTPで遂にExchange Onlineをサポート
http://idmlab.eidentity.jp/2016/06/mimjune-ctpexchange-online.html
[MIM]Microsoft Identity Manager April 2016 Previewが公開
http://idmlab.eidentity.jp/2016/04/mimmicrosoft-identity-manager-april.html
[MIM]Microsoft Identity Manager March 2016 Previewが公開
http://idmlab.eidentity.jp/2016/03/mimmicrosoft-identity-manager-march.html
ConnectサイトやMSDNには先行して公開されていましたが、Igniteに合わせてリリースノートを含め正式に公開されました。ざっくり触った感じでは、これまでのPreview版の総まとめになっており、目玉は以下の点くらいです。(あとはPAMフォレストの構成とかコマンドレットの追加などです)
- ワークフロー用のメールボックスにExchange Onlineのサポート
- Chrome/Firefoxのサポート
- 新バージョンのOS、SQL Server、SharePointのサポート
リリースノートはこちら
https://docs.microsoft.com/en-us/microsoft-identity-manager/understand-explore/microsoft-identity-manager-2016-sp1-release-notes
取り敢えずインストールして動作を見てみました。
バージョン表記は「4.4.1237.0」となっています。
しかし相変わらずForefront Identity Manager 2010 R2のままなんですね・・・
<Synchronization Service>
<Portal>
インストール中のメールボックス指定。Exchange Onlineが選択できるようになっています。
Chromeでのアクセス。Webページダイアログが以前とは変わっており、IE以外でも使えるようになっています。
Firefoxだと若干怪しいです。
後は色々とバグフィックスなどはありますが、その辺りはリリースノートを参照ということで。
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