前回のポストでAzure AD B2CとのApple ID連携を紹介しましたが、その後も各社が情報を出してきているのでUpdateしておきます。
やっぱりApple ID強いですね。
各社公式記事
- Microsoft(Azure AD B2C)
- Auth0
特にAuth0はカスタムコネクションではなく、ベータ版ながらもビルトインでの接続を早くも出してきています。
話は変わりますが、先日のAuth0のCEOのEuginioさんが来日された時に発表されたLINE Loginとの連携についても早くビルトインで繋げられるようになればいいですね。
現状LINE Login連携はカスタムコネクションで実装する必要があるので、今すぐつなぎたい人はこちらで。
と、話を元に戻します。
今回はAuth0のビルトインコネクションでのApple Id連携を試してみます。
◆コネクションの有効化~設定
ダッシュボードを開き、ConnectionsよりSocialを選ぶとApple[BETA]が出てきますので、このスイッチをONにします。
続いて、前回Azure AD B2Cに設定したのと同様にclient idなどのApple側の値を設定していきます。
設定するのは、
- Client ID
- Client Secret Signing Key
- Apple Team ID
- Key ID
- 取得する属性(名前、メールアドレス)※要するにscopeにnameとemailがつきます(なんだかうまく動いていない気がします)
ポイントはAppleからダウンロードした秘密鍵を張り付けるだけでclient secretを自前で生成しなくて済むのが非常に便利です。
設定が終わってSAVEをするとTRYボタンが現れるので、クリックすると設定が上手く行っているか実際にログインして確認が出来ます。
「It Works!」が出ればOKです。
◆実際のアプリケーションに組み込む
Auth0のダッシュボードからアプリケーションを作成し、Connectionsタブを開くと先ほど設定したAppleが出てきますのでスイッチをONにします。※今回は昔作ったアプリケーションを流用していますので、アプリケーション名が変ですw
これで設定は終わりです。
実際のアプリケーションへアクセスするとAuth0のログイン画面が表示され、その中にAppleが出てくれば成功です。
※ちなみに上2つはカスタムコネクションで設定したLINE LoginとApple Id連携で、今回設定したApple Id連携は一番下のボタンです。
まだ属性の取得周りなど上手く動いていなさそうなところもありますが、今後ブラッシュアップされてくると思うので、期待しておきたいと思います。
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