こんにちは、富士榮です。
昨日はDIF Japanの第1回Meetupでした。
参考)以前のポスト
会場は他のMeetupも混ぜこぜで大混乱でしたが盛況だったと思います。
写真は三井さんのポストから拝借 |
個別プレゼンはそこそこで大半がパネルディスカッションという形式でしたが、結果的に色々な(勝手な)意見を出し合うことができて個人的には楽しい時間を過ごせたと思います。
ディスカッションのテーマの一つとして「生成AIとデジタルトラストとDID/VC技術が果たす役割」というものがあったので、最近考えていることを。(昨日聞いておられた方はお話しした内容そのままですが)
あくまで個人的見解ですが、以下の2点に強く違和感を感じています。
- 生成AIとデジタルトラストというキーワードが出てくると、「偽情報」「フェイク」が想起されてしまって、すぐに対策の話にいってしまう
- デジタルトラストとDID/VCというキーワードが出てくると、「VCがあると信頼性が向上できるんだ」という気になってしまう
もちろん、ある側面においては上記は事実なのは理解するのですが、個人的に主張したいのは、
- 生成AIをうまく使ってデータやアイデンティティの信頼性を向上するための取り組みはできないのか?例えば、効率よく周辺情報を集めてきてその人の属性の確からしさを後ろ支えすることはできないのか?
- いい加減、単なる署名付きデータとトラストを分離しようよ。署名を検証できることによって示すことができるのはあくまでデータの真正性+(場合によっては)提示意思くらいじゃないのか?
ってことです。
この辺は引き続き考えていきたいテーマなのでみなさんご意見があればぜひ伺いたいです。
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