ILM"2"RC0からFIM2010RC1でのエンハンスされた点の一つに「パフォーマンス」があげられていたことを覚えておいででしょうか?
https://idmlab.eidentity.jp/2009/09/fim2010rc1.html
FIM2010の製品チームのDarryl RussiさんがblogでFIM2010のパフォーマンステストについて書いているので、実際どうなのかblogをみていくことにします。
イントロダクションをみると、以下の視点で解説がされることになっています。
1.トポロジ
FIM2010をどのようなトポロジで配備することができるのか?(SQL ServerはFIMServiceと同一筺体に配置するべきなのか?ネットワークロードバランサは使うのか?など)に関して
2.ハードウェア
トポロジ内の各要素をどのようなハードウェアの上で動かすのか?(CPU、メモリ、ディスク、ネットワークは?またドライブ構成やSQL Serverの物理設計は?など)に関して
3.ポリシーオブジェクト
SETやMPR、スキーマ、ワークフロー、同期ルールなどのFIM2010の中のキーとなるコンポーネント(ポリシーオブジェクト)をどのように構成するのかに関して
4.スケール
通常ユーザ数に関連して検討されるスケール(アウト)ですがFIMにおいてはオブジェクトタイプ(グループの数とタイプは?動的グループはあるかなど)についても重視する必要がある。
5.ロード
グループの作成の頻度やパスワードリセット時の負荷、ポータルアクセスかOutlookのアドインか?による負荷(ロード)に関して
次回からこれらの各要素について紐解いていくことにします。
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