2024年2月28日水曜日

PlayStationでパスキーを使う

こんにちは、富士榮です。

そういえばPlayStation Network(PSN)がパスキーに対応したというニュースが1月末ごろに流れたので確認してみていたのですが、その時点ではUSアカウントしかサポートしていない?みたいな状態だったのでしばらく放置していましたが、先ほど確認してみたら私のアカウントでもパスキーが使えるようになっていました。

ポイントはこちらです。

  • パスキーのサポート(とりあえずブラウザからのログインで確認)
  • パスキーを有効にするとパスワードは無効化される
  • パスキーを無効化する際にパスワードの生成を求められる
  • パスキーの識別はUser-Agentが使われる
  • パスキーを無くした際はメール+秘密の質問もしくは生年月日で回復できる
  • 回復の際はパスワードを生成が求められ、パスキーは無効化される

まぁ利便性などを考えると仕方ないのかもしれませんが、メール到達性+生年月日で回復できてしまうのは微妙だなぁ、、と思いつつ。

5/22追記)リカバリプロセスが更新されています。詳しくはこちら


実機(といってもPS4しか持っていない)での確認は次回以降でやりたいと思いますが、とりあえずブラウザでの設定関係についてまとめておきます。


パスキーの登録

マイページにログインしてセキュリティーの設定の中に「パスキーでサインイン」というメニューがあります。


編集をクリックして登録を開始していきます。

とりあえずTouchIDで生成していきます。

生成が完了するとログアウトされます。


サインイン

サインイン画面に行くと自動的に候補となるパスキーが表示されます。

このまま選択してTouchIDをアクティベートするとログインが完了します。

なお、Autofillを無視してサインインIDにメールアドレスを入力して次へ、をクリックすると「パスキーでサインイン」しか出てこずパスワードでのログインはできないようになっています。


先ほどのマイページのセキュリティ設定を見るとパスキーが有効、パスワードが無効になっていることがわかります。



パスキーを無効化する

この状態でパスキーを無効化してみます。



パスワードの生成を求められますので、ここで生成するとパスキーが無効になり、パスワードでログインができるようになります。


パスキーの管理

パスキーの管理メニューを開くと登録済みのパスキーの一覧が出てきます。

パスキーの識別にはUser-Agentが使われるようです。自分で名前がつけられる方が親切な気はしますがまぁいいかと思います。


ローカル認証器が使えない状態でのサインイン(ハイブリッド)

メールアドレスを入力しパスキーでサインインから他端末で読ませるQRを表示する方法もありますが、リカバリの流れで他端末を使ったサインインもサポートしています。


リカバリ

他の端末を含め全部ロストしてしまったケース用の動線も用意されています。

具体的にはアカウント回復用のメール+秘密の質問もしくは生年月日を使います。


画面下部の「アカウントの回復用のEメールを送信」をクリックするとメールが送られてくるのでリンクをクリックすると回復用の画面が表示されます。


秘密の質問への回答を覚えている訳がないので生年月日を選びます。

検証に成功するとパスワードの生成を求められます。

この段階でパスキーが無効になりますので、パスワードでログインした後に再度パスキーを登録する必要があります。


なお、パスキーが無効化された状態でパスキーでログインしようとするとエラーが表示されます。



とりあえずはブラウザで試しましたが実機を触る時間ができたら実機でも試してみたいと思います。














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