先週8/25-27でTechEd Japan 2010に参加してきました。
今回は単なる聴講だけではなく、BoF (Birds of Feather) とLT (Lightning Talk) にも軽く参加させてもらいました。
LTはいずれマイクロソフトのサイトで資料公開されると思いますが、BoFについては資料は公開されないそうなので、こちらで公開しておきます。Silverlight Squareの@hr_saoさんとのコラボです。
内容を簡単に紹介しておくと、SilverlightアプリケーションからWIFを使って外部システム(ADFS2.0等)で認証を行うには、という話です。
利用シーンとして企業間のアプリケーション共有を想定しており、
・アプリケーションオーナーとなる企業から利用者となる企業のID管理をしたくない
(これまではアプリケーションオーナーが全利用者のIDを管理していたが、本当は他の企業のユーザの管理はしたくない・・・)
→WIF+ADFS、ADFSのIdP連携
・利用者はブラウザ特有のオペレーションではなく、もっとリッチなインターフェイスでアプリケーションを使いたい
→Silverlightアプリケーションを使う(デモではインブラウザーを見せましたが、本当はブラウザ外実行をお見せしたかったです。今回は時間切れです。。。)
というシナリオでデモをしました。
詳細はスライドを見ていただければと思いますが、実際に環境を作る際に苦労したのはSilverlightから直接WIFを呼ぶことができないため、WCFのサービスでWIFをラッピングする仕掛けを作って、Silverlightからはそのサービスを呼び出す形にする必要があった点です。
まぁWIFの実装を含め細かい話はこの本にちょっと期待してます。
次にLTですが、資料は公開される見通しですが実はあんまり資料をベースに話をしていないので、ざっくり内容を。
テーマは「Azure上のアプリケーションへのシングルサインオン」ということでWindows Azure上にデプロイしたWIFを使ったアプリケーションとGoogle Apps (GMail)のSSOのデモと、逆にAppFabric Access Control Service (新しい方)を使ってWindows Azure上にデプロイしたWIFアプリケーションからGoogleの認証システムを使う、という2つのデモを紹介しました。
一つ目のデモはできればPCを使わずに、と思っていたのでDell StreakというAndroid OSで動く端末を使いたかったのですが、プロジェクターへの投影の関係で事前に撮影したムービーを紹介しました。
[ムービー]
一応資料も。
こちら(LT)では@tatsuakisakaiさん特別賞?として、「Windows Azureアプリケーション開発入門」をいただきました。
何にせよ非常に充実した3日間でした。
オンラインでは知っている人に初めてオフラインでお会い出来たりしましたし。
あと、BoFのセッションでもお話ししましたが今後はブラウザ外実行しているSilverlightの認証についても試してみたいので、本Blogでも情報のアップデートをしていきたいと思います。
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