全然気が付いていなかったのですが、先日のAzure AD Connectの最新バージョン(1.1.180)から以下の管理エージェントが同梱されています。
- Generic LDAP
- Generic SQL
- PowerShell
- Web Service
これが何を意味するか、というとこれまではあくまでオンプレミスのActive DirectoryからAzure Active DirectoryへのID同期を行うためのツールであったAzure AD Connectが「LDAPやSQLなど他のデータ・ソースを含めID同期を行うことが出来るようになった」、ということです。
Azure AD Connectにディレクトリ同期ツールが統合された際に、カスタムシステムとの接続を将来サポートする、という宣言はありましたが、ようやく第一歩を踏み出した、ということです。
参考)カスタムシステムとのID同期は「FR(将来的にサポート)」となっています。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/active-directory-hybrid-identity-design-considerations-tools-comparison/
Synchronization Managerで管理エージェントを作成すると、Azure ADとAD以外への接続を行う管理エージェントが出てきます。
拙作のカスタムのエージェントを導入してみました。
汎用REST API管理エージェント
https://restmafim.codeplex.com/
現状まだオフィシャルの文書は出てきていませんが、今後はAzure AD Connectを中心としたハイブリッドID管理がますます拡大していくことになると思いますので、FIM/MIMの知識がようやく?必要な世の中が来たのかも知れませんね。(ハードル高!)
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