新バージョンがリリースされたようです。
http://www.exgen.co.jp/info091005.html
主な強化ポイントは下記の通りです。
1.Windows Server 2008、および 64bit OSに正式対応:
LDAP Managerの動作プラットフォームに Windows Server 2008が追加され、同時に、従来の 32bit版に加えて 64bit版モジュールのご提供も開始いたします。
2.リモート制御プラグイン:
ユーザ情報のリアルタイム連携処理を、LDAP Managerサーバのバックエンド側で処理する新規プラグインです。エンドユーザの連携処理待ち時間短縮を実現しました。
3.リトライ機能を追加:
ユーザ情報のリアルタイム連携処理中に発生した連携エラー状況を記録し、あらかじめ設定した周期で連携処理を自動再実行するリトライ機能が、標準機能として追加されました。
4.連携パフォーマンスの大幅向上:
大量ユーザを効率よくメンテナンスする際に効果的な「連携機能」を持つプラグイン群の処理ロジックを見直し、従来版の3分の1から6分の1という大幅なパフォーマンス向上を実現しました。
個人的には差分同期機能をもう少し強化しても良いのかな?とも思ったりしています。
今はソースとデスティネーションを全件比較してしまうので、どうしても大規模環境だと厳しい感じがしますが、トランザクションログ(ジャーナル)との比較を行うような仕組みを取り入れればもう少し性能や同期先システムへのクエリ負荷も減るのかな?と思います。
まぁ、仕組みがややこしくなりますし、トランザクションが失敗したときなどの同期先レポジトリとトランザクションログとの整合性など気にしなければならないことが多いので実際に実装するのは大変だとは思いますが・・・
夢は広がりますが、そのトランザクションログから同期対象システムを含めた特定時点へのデータリカバリ(ロールバック/ロールフォワード)などが出来るようになると運用していく上で一番の問題となるエントリの「ズレ」の修正運用が楽になるかも知れません。
後は、シェア情報も載っていますが、やはり安価ということもあり大学や中小企業を中心に売れているようですね。
↓
* ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2009【内部統制型・情報漏洩防止型ソリューシン編】」2009年6月刊において、「LDAPManager」は、2009年アイデンティティ管理パッケージ出荷本数の市場シェアで、20.3%となり第一位となっています。
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