2014年4月24日木曜日

[AAD/Office365]AAD Sync(次世代ディレクトリ同期)でクラウドのパスワードをオンプレミスへ

Office365を使う場合のシナリオは大きくは以下に分類されます。

パターン認証ID管理
クラウドのアイデンティティを使うAzure ADAzure AD
オンプレミス連携①Windows Server ADなどディレクトリ同期など
オンプレミス連携②Azure ADディレクトリ同期など

3番目のパターンにおいても最近のディレクトリ同期ツールではオンプレミスのActive Directory上のパスワード(のハッシュ)をAzure ADへ同期することが出来るようになっており、シングルサインオンではないもののユーザは同じパスワードでOffice365/Azure ADを使うことが出来るようになっていました。(SSO - Same Sign Onなんて言ったりします)

先日紹介した次期ディレクトリ同期ツールであるAAD Syncを使うと今度はクラウド(Azure AD)上のパスワードをオンプレミスのActive Directoryへ同期することが出来るようになります。

メリットは、Windows Server Active Directoryが標準では持っていないセルフサービス・パスワード・リセットがAzure ADでは使えるので、パスワードを忘れた人はAzure ADでパスワードをリセットすればオンプレミスのパスワードもリセットされる、という点でしょうか。

Technetに続々と情報が上がってきているので継続的にウォッチが必要そうです。
 http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/tags/AADSync/default.aspx

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