さて、サーバサイドコンポーネントのインストールが完了したので、実際のレポジトリの同期を試してみたいと思います。
と、その前にILM"2"ではこれまでのMIIS、ILM2007とは同期の考え方が大幅に変わっているので、考え方を整理しておく必要があります。
これまでは同期時の属性マッピングなどはすべて各MA(Management Agent)のプロパティとして設定をしてきました。
ところが、ILM"2"では新しく
・Inbound Synchronization Rule(ISR)
・Outbound Synchronization Rule(OSR)
という考え方が導入されており、MAの定義と同期のルールが分離されています。
(ややこしいですが・・・)
これからは同期設定の流れとしては、従来のIdentity ManagerからMA自体の作成と実行プロファイルの作成は行いますが、属性同期(Attribute Flow)設定はILM PortalからILM Serviceの設定として作成したMAに対する同期ルールとして定義を行う形になります。
ただ、ILM Serviceだけは新しく定義されたMAタイプのIdentity Lifecycle Managerを使って属性同期設定をIdentity Manager上からMAの定義として設定する必要があったりします。。。
具体的な設定の流れを次回は解説したいと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
1 件のコメント:
こんにちは!
いよいよ始まりましたね。
次回も楽しみにしております!
コメントを投稿