2008年11月23日日曜日

ILM"2" RC0環境構築「同期ルール設定編その1」

さて、サーバサイドコンポーネントのインストールが完了したので、実際のレポジトリの同期を試してみたいと思います。

と、その前にILM"2"ではこれまでのMIIS、ILM2007とは同期の考え方が大幅に変わっているので、考え方を整理しておく必要があります。

これまでは同期時の属性マッピングなどはすべて各MA(Management Agent)のプロパティとして設定をしてきました。











ところが、ILM"2"では新しく
・Inbound Synchronization Rule(ISR)
・Outbound Synchronization Rule(OSR)
という考え方が導入されており、MAの定義と同期のルールが分離されています。
(ややこしいですが・・・)

これからは同期設定の流れとしては、従来のIdentity ManagerからMA自体の作成と実行プロファイルの作成は行いますが、属性同期(Attribute Flow)設定はILM PortalからILM Serviceの設定として作成したMAに対する同期ルールとして定義を行う形になります。
ただ、ILM Serviceだけは新しく定義されたMAタイプのIdentity Lifecycle Managerを使って属性同期設定をIdentity Manager上からMAの定義として設定する必要があったりします。。。











具体的な設定の流れを次回は解説したいと思います。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは!
いよいよ始まりましたね。
次回も楽しみにしております!