2009年2月7日土曜日

Webinar:The Business Impact of Identity Management with ILM"2"

さて、一週間間が空いてしまいましたが今週もensynchのWebinarに参加しました。

今回のテーマは前回書いたとおり、「The Business Impact of Identity Management with ILM"2"」でした。
今回は参加者数が35人程度と前回より少なめでした。















アジェンダは以下の通り。

・Intro to Ensynch
・Business Challenges vs. Technical Challenges
・Technical Issues that Identity Management Solves
・Business Benefits
・Estimate Cost and Savings/Gains
・ROI Opportunity
・QA


今回は特にILM"2"に特化した話ではなく一般論としてのビジネス上の課題と、それをIdMがどのように解決するのか、という話が中心でしたのでありふれた話ではありました。
話の中で紹介されていたのが、多少こじつけ感もありますが、以下のような内容です。

ビジネス上の課題 根本となるビジネス上の問題 原因 技術的な原因
ビジネスの立ち上がりが遅れる 従業員が受け取っていてしかるべきコミュニケーションができない eMailアカウントを持っていない
適切なメーリングリストに入っていない
メーリングリストの自動化ができていない
従業員が顧客要求を実現できない 従業員がしかるべきリソースへアクセス権限を持っていない 必要なシステムへアカウントがプロビジョニングされていない
必要なグループやロールのメンバになっていない
従業員がパスワードを忘れてしまった
グループやロールの自動管理ができていない
パスワードリセット機能が存在しない
顧客情報や株価に影響する情報の漏えいや価値のある情報の破壊が起きる 従業員がアクセスできるべきでないリソースへアクセスできてしまう
退職後の社員がリソースへのアクセス権限を保持し続けている
パーミッションが緩い
ユーザアカウントが削除されていない
グループの自動管理ができていない
自働デプロビジョニングができていない
アテステーション機能がない
従業員が顧客の問題をエスカレーションする適切な相手を見つけられない 従業員が互いに正確で最新のコンタクト先情報を見つけられない 全社アドレス帳やデータベースが同期されていない IDAツールで同期されないディレクトリが乱立している




この手の話は非常にありふれている上にかなりこじつけ(必要条件かもしれないが十分条件ではない)ので、USのユーザはどのように感じたのか微妙な感じです。

結局この話の後はCALの半額キャンペーンの話があったり、サーバライセンスが$1という超特価の案内があって、そのまま話は終わって行きました。。。。
















今後のWebinarですが、
2/25:Workflow関連
来月:Business Impact of Geneva
といった予定だそうです。

個人的にはマイクロソフトのクラウドでのビジネスモデルが気になるので、Genevaの話を是非聞いてみたいと思います。また面白かったらレポートします。

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