2012年10月15日月曜日

[FIM2010] XMA/ECMA1.0 から ECMA2.0 へ


MIIS や ILM、無印 FIM 2010 時代からのユーザにとっては対応の検討が必要となる情報です。

これまで独自に管理エージェント(MA)を作成する場合に利用されてきたXMA(Extensible Management Agent)/ECMA1.0(Extensible Connectibity Management Agent 1.0)が今後は使われなくなり、最新のフレームワークである ECMA2.0 のみが使われていくことになりました。

With the release of ECMA 2.0, this feature has been depricated and will be removed in future versions. You should use the Extensible Connectivity 2.0 Management Agent Reference for Connector development going forward.
- http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms698807(v=vs.100).aspx

製品から機能が実際に削除されたりサポートが終了するのは少し先になるとは思われますが、以前のフレームワークで開発をしたモジュールを今のうちに ECMA2.0 に対応させていく計画の立案、および可能な限り早い段階での着手をしておく必要がありそうです。

ちなみに私の作成している FIM 用 GoogleApps 管理エージェントは以前の ECMA1.0 版から ECMA 2.0 版へ作り変えが完了しています。
一緒にソースコードも公開しているので、これから ECMA2.0 を使う人は参考にしてみてください。

 FIM 2010 GoogleApps MA
 - http://fim2010gapps.codeplex.com/

尚、現在バグフィックスおよび機能追加(プロキシ環境での動作、PCNSでのパスワード同期)をしている最中なので、もうすぐ更新版をリリースできると思いますので、ぜひ使ってみてください。

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