OpenID、OpenID Connect、OAuth、SCIM なんていうキーワードが出てくると中々一般企業での利用のイメージがわかないのが現実だと思います。
(以前から私も参加している日本ネットワークセキュリティ協会 / JNSA のアイデンティティ管理ワーキンググループとの共同ワーキングなので、私は両方の顔で参加しています)
実は本業が忙しく、それほどどっぶりと成果物を作成する作業には入れなかったのですが、みなさんの努力の結果、「OpenID Connect と SCIM のエンタープライズ利用ガイドライン」という形で資料を公開することが出来ました。
OpenID ファウンデーション・ジャパンの Web ページからダウンロード出来ます。
OpenID ファウンデーション・ジャパンのお知らせページ
目次を一部ご紹介しますと、、
- エンタープライズITにおけるフェデレーション標準プロトコルとアイデンティティ・プロビジョニング標準プロトコルの有用性
- フェデレーション標準プロトコル~OpenID Connect解説
- アイデンティティ・プロビジョニング標準プロトコル~SCIM解説
- フェデレーションとアイデンティティ・プロビジョニング標準プロトコルの日本エンタープライズITへの適用
- OpenID Connect/SCIMユースケース
- 関連技術/概念
内容的に、日本のエンタープライズITの独自の事情について記載があったり、OpenID Connect / SCIM の技術解説があったり、関連技術としてのトラストフレームワークの話があったり、と盛りだくさんなので技術者の方にも、そうでない方にとっても役に立つ資料になっていると思われます。
OpenIDファウンデーション・ジャパンの会員企業になるともう少し深い内容について情報入手が可能ですが、今回一般に公開されたものでもかなり有用なので是非、ご覧下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿