先日のLINE Developer Dayで発表されたLINEログインとBotの自動リンク機能がいよいよ一般公開されました。
また、同時にBotとユーザの友だち関係が取得できるAPIも同時に公開されているため、従来Webhookでfollow/unfollowのイベントを取得して保存して状態を管理しておかなければならなかったのがリアルタイムに状態把握が出来るようになり、Bot開発者はとっても楽になりました。
LINEログインチャネルにボットをリンクできるようになりました
https://developers.line.me/ja/news/#link-your-bot-to-your-line-login-channel-2017-11-21
それぞれ動作イメージです。
◆LINEログインとBotの自動リンク
基本は以前紹介したエントリと変わりませんが、DeveloperコンソールからリンクするBotを自分で設定できるようになりました。チャネル内にLINEログインとMessaging APIを作成、LINEログインのチャネル設定からリンクするBot(Messaging API)を設定します。
この設定をして、LINEログインをすると認可画面でBotを友だち追加する許可が表示されます。
尚、この機能を使うには、前提事項がありますので、注意が必要です。
- LINEログインのversion 2.1を使うこと
- アプリケーションタイプがWebであること
- 同一プロバイダ内にBotがあること
◆友だち関係の状態を取得する
もう一つが、最新の友だち関係の状態を取得するAPIです。2つ方法があります。
- 認可コードを取得する際にCallback URLへcodeとともに返ってくる「friendship_status_changed」の値を見る(状態の変化の有無の確認)
- 状態取得用API(Social API)エンドポイントをGETする
2つ目のSocial APIエンドポイントへアクセスして状態確認をするのが一番任意のタイミングで確認できるので便利かも知れません。
Social API
https://api.line.me/friendship/v1/status
クエリ方法は単純でAuthronizationヘッダにaccess_tokenをつけてGETするだけです。
trueが返ってくれば友だち、falseだと友だちではないかBlockしている状態です。
さてさて、早速Azure AD B2Cとの連携モジュールを少し改修して便利にしていかなきゃ、と思います。
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