昨年に引き続き今年もミュンヘンで開催されるEuropean Identity & Cloud Conferenceでお話させていただくことになりました。
公式サイト
https://www.kuppingercole.com/events/eic2019
アジェンダを見ていると、AIとDecentralized Identity(ブロックチェーン)が半々くらいですかね。
私は昨年に引き続きBYOID(Bring Your Own Identity)のテーマでケーススタディ+昨年シンガポールで開催されたConsumer Identity World APACで少し頭出しをしたBYOID+Decentralized Identityのテーマで、動くものを少しお見せしようと思っています。
こんな感じの仕組みです。
外部ユーザを招待してOffice365(Teamsとか)を使ってもらうシナリオの一種ではあるんですが、通常のAzure AD B2Bでゲストの招待だとドメインのホワイトリストやTOU(Term of Use/利用規約)への同意くらいしか相手を確認する方法が無いので、その部分でDecentralized IdentityのVerifiable Claimsを使って証明書を提出させて本人確認を行う、というシナリオです。
このことにより、外部ユーザは組織アカウントでもLINEやFacebookなどの個人アカウントでのサインアップ+証明書を提出することによりTeamsやAzure ADに参加したPCへのログインなどが出来るようになります。この辺りをAzure AD B2CやAzure Functionsなどを使って自動化をしています。
外部IDを受け入れる側の組織ではID管理やパスワード管理をする必要が全くありませんので、組織の形態にもよると思いますが使える場面も出てくると考えています。
こんなことも出来るようになります。
ちなみにID Proofing周りはOSSテクノロジー社のLibJeIDとuPortを使って実装しています。
おいおいこの辺りの話しも解説したいと思います。
(月末に開催されるde:code 2019でも触れる予定です)
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