Gogole Walletへの米国パスポートの搭載が先日発表されましたね。
崎村さんがGoogleのアナウンスについてポストされているのでこちらを見ると良いと思います。
簡単にいうと、米国のパスポートをGoogle Walletへ格納することができるいう話で、現在はまだ紙のパスポートと併用、かつTSAチェックでしか使えないが、将来的にはもっと使える場所の拡大をしていこう、としているという話です。
日本でも早く使えるようになるといいですねぇ。
まだ、日本では決済以外だとイベントのチケットや航空券やポイントカードなどが搭載できるくらいですし。
日本で追加できるのは
- 支払いカード
- ポイントカード
- ギフトカード
- 写真
の4カテゴリ。
ところで、米国を含む海外ではGoogle Walletは何に使えるのかみていきましょう。
Google Walletのヘルプページを見ると色々なものが搭載できるようになっているようです。
https://support.google.com/wallet/answer/12059409?hl=ja&ref_topic=11925097&sjid=8720886013754835920-AP
日本語ページなのでちょっと直訳感がありますが、右側のナビゲーションを見ると、関連トピックスとしてこちらが記載されています。
- お支払い方法
- 搭乗券やイベント チケットを保存して使用する
- ポイントカードとギフトカード
- Google ウォレットを公共交通機関で使用する
- Google ウォレットにヘルスパスを追加する
- 自動車用デジタルキー
- Google ウォレットに学生 ID を保存する
- 米国の運転免許証または州発行の身分証明書を追加する
- Google ウォレットに社員バッジを保存する
- Use transit loyalty cards in Google Wallet (UK only)
- スマートウォッチの Google ウォレットでパスを使用する
- Google ウォレットのパスの分類
- Google ウォレットのリンクされたパスについて
- Google ウォレットのウェブサイトの利用を開始する
- ホテルキー
ヘルスパスはワクチン接種証明で日本もやっていましたね。
その他ポイントカードなど日本も使えるもの以外を見ていくと、
- 自動車用デジタルキー
- 学生ID
- 米国の運転免許証または週発行の身分証明書(今回のパスポートの件はこちらですね)
- 社員バッジ
- Transit loyalty card
- ホテルキー
などが面白そうです。
自動車の鍵だと古くからCCC(Car Connectivity Consortium)が取り組んできた活動はありますが、電子運転免許証(mDL)と連携していく動きは活発化していきそうですね。
学生IDも面白いトピックです。
マサチューセッツ工科大学(MIT)が2021年にアナウンスしたデジタル学生証や、卒業証明書のデジタル化の動きはエポックメイクングでしたが、Googleのヘルプを見ると「米国、カナダ、オーストラリアの加盟大学」がこの機能を使えるようになっているようです。
社員バッジも学生IDと同様に普及していくと面白いですね。
Credential APIも本格化してきましたし、引き続きこの分野は要ウォッチです。
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