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2026年6月23日火曜日

AIエージェントによる代理投稿を始めます

こんにちは、富士榮です。


久しく投稿していませんでしたが、引き続きデジタル・アイデンティティに関係するあれこれをやっている日々はほとんど変わりません。相変わらずあれこれカンファレンスや標準化活動関連で動いている日々ですが、時流に乗って情報収集のほとんどをAIエージェントに任せるようになってきました。


せっかくなので、クローリングした情報をブログにポストしていこうと思うので、情報収集からブログへのポストまで自動化するエージェントを作ってみました。

(こんな管理UIを作ってローカルで動かしてます)

エージェントそのものはまだまだブラッシュアップが必要ですが、一定のまとめエントリくらいは作れるようになってきたので、今後はちょこちょこポストしてもらおうかと思っています。


ということで引き続きよろしくお願いいたします。


2024年10月21日月曜日

Auth0 Labの生成AI向けの認証・認可のサンプルを試す

こんにちは、富士榮です。

イベント続きでほぼ毎日プレゼンしている気がしますが、ストレスが溜まるので現実逃避です。

Auth0が生成AI向けの認証・認可に関するサイトをオープンしました。


https://www.auth0.ai/

まぁ、もともとOpenAIの認証はAuth0だったこともあり、この分野は以前から取り組んできていたんだと思います。

生成AIの認証・認可といっても単純にチャットボットへのログインだけでは面白くないわけで、ユーザの代わりにAPIを読んだり、RAGの認証をしたり、ユーザの確認を非同期で行ったり、とやることはたくさんあります。

この辺りをAuth0 Labでパッケージングしたサンプルを公開している、ということですね。


Auth0 Labのアカウントで先ほどのサイトのデモを試すと、ChatGPTもどきのアプリケーションが動きます。



なお、このソースコードはこちらのgithubレポジトリで公開されているので、自分のローカル環境でも試すことができます。

https://github.com/auth0-lab/market0

こういうフロントエンドとAPI管理周りは生成AIのエンジンとは独立したレイヤですが、自前で作るのは面倒な領域なのでこういうものがあると便利ですね。


2024年10月16日水曜日

信頼できるAIに関するG7のアクションプラン

こんにちは、富士榮です。

10/9〜11にローマで開催されたG7のラウンドテーブルでDFFT(Data Free Flow with Trust)文脈でTrustwothy AIに関するアクションプランについての宣言が出ていますね。


こちらEUのプレスですが。

Data Protection Authorities Collaborate to Shape the Future of AI and Privacy

https://www.edps.europa.eu/press-publications/press-news/press-releases/2024/g7-roundtable-2024-data-protection-authorities-collaborate-shape-future-ai-and-privacy_en




ざっくりですが、

  • 第4回G7データ保護当局(DPA)ラウンドテーブルがローマで開催された
  • イタリアのデータ保護当局が主催し、カナダ、フランス、ドイツ、日本、英国、米国、欧州データ保護委員会(EDPB)、およびEDPSのプライバシーおよびデータ保護規制当局が一堂に会した
  • 倫理的で信頼性の高いAIの開発におけるデータ保護の重要性に関するグローバルな議論の形成に貢献することが目標だった
  • DFFT、新興技術の影響、執行協力の3つの主要分野が焦点だった
  • 人工知能(AI)の倫理的かつ信頼性の高い開発に特に注目して議論した
  • AI技術が信頼に足るものであり、責任を持って使用されることを保証する上で、データ保護当局が重要な役割を果たすことを強調する声明が採択された
  • 子供のプライバシー保護に向けた緊急の行動を呼びかける「AIと子供に関する声明」を発表した
  • 個人情報を保護する強固な国境を越えたデータ転送メカニズムの重要性が強調された
  • DPAは2024/2025年に向けたアクションプランを承認し、2024年コミュニケで概説されたように、DFFT、新興技術、執行協力に引き続き重点的に取り組むことを表明した
という感じです。

子供のプライバシーの話題など、ますます気をつけていかないといけませんね。
こちらのポストにも書きましたが、ドイツテレコムの出しているAIと子供のプライバシーに関する動画はなかなかショッキングなところもありますので、しっかりと議論をしていってもらいたいところです。



2024年8月2日金曜日

生成AIとトラストとDID/VC

こんにちは、富士榮です。


昨日はDIF Japanの第1回Meetupでした。

参考)以前のポスト

会場は他のMeetupも混ぜこぜで大混乱でしたが盛況だったと思います。

写真は三井さんのポストから拝借


個別プレゼンはそこそこで大半がパネルディスカッションという形式でしたが、結果的に色々な(勝手な)意見を出し合うことができて個人的には楽しい時間を過ごせたと思います。


ディスカッションのテーマの一つとして「生成AIとデジタルトラストとDID/VC技術が果たす役割」というものがあったので、最近考えていることを。(昨日聞いておられた方はお話しした内容そのままですが)

あくまで個人的見解ですが、以下の2点に強く違和感を感じています。

  1. 生成AIとデジタルトラストというキーワードが出てくると、「偽情報」「フェイク」が想起されてしまって、すぐに対策の話にいってしまう
  2. デジタルトラストとDID/VCというキーワードが出てくると、「VCがあると信頼性が向上できるんだ」という気になってしまう

もちろん、ある側面においては上記は事実なのは理解するのですが、個人的に主張したいのは、
  • 生成AIをうまく使ってデータやアイデンティティの信頼性を向上するための取り組みはできないのか?例えば、効率よく周辺情報を集めてきてその人の属性の確からしさを後ろ支えすることはできないのか?
  • いい加減、単なる署名付きデータとトラストを分離しようよ。署名を検証できることによって示すことができるのはあくまでデータの真正性+(場合によっては)提示意思くらいじゃないのか?
ってことです。

この辺は引き続き考えていきたいテーマなのでみなさんご意見があればぜひ伺いたいです。




2024年5月21日火曜日

コンテンツの真正性検証に関する取り組み

こんにちは、富士榮です。

先日のInternet Identity Workshop(IIW)でも何個かセッションがあったのですが、生成AIなどの普及を踏まえてコンテンツの真正性(Content Authenticity)に関する関心が高まっているようです。

生成AIで生成AIのイメージを生成させた絵

関連する取り組みとしては、こんなものがあります。

  • CAI(Content Authenticity Initiative)
    • https://contentauthenticity.org/
  • C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)
    • https://c2pa.org/
    • CAIのEffortも統合して活動していますね

また、日本でもOriginator Profile技術研究組合が活発に活動している領域です。


最近面白いなぁ、と思ったのはTikTokがCAIとC2PAに参加したって言うニュースですかね。

https://contentauthenticity.org/blog/tiktok-joins-content-authenticity-efforts


この辺りもデジタルアイデンティティと密接に結びつく分野なので要ウォッチです。