2012年9月8日土曜日

9/22 FIM/AD FSセミナの内容をチラっと

前回の投稿で告知させていただいた9/22のFIM/AD FSのセミナですが、ようやく資料とハンズオン環境の作成が一段落してきたので、チラっと。

登録ページはこちら。
http://kokucheese.com/event/index/51905/


この中の私のパートである、「FIM/ADFSのアーキテクチャ(仕組み)解説」ですがこんな目次です。



とりあえず、アイデンティティとかアイデンティティ管理とは何なのか?というあたりの基礎的なところを軽くお話し、その後 FIM と AD FS2.0 の仕組みを解説します。

FIM の仕組みの部分では、一番わかり難い(と思われる)同期規則がユーザにどのように火も付けられるのか?というあたり(コードレス・プロビジョニング)の仕組みを解説予定です。



AD FS 2.0 のパートは AD FS 2.0 自体が非常にシンプルな作りなので、どちらかと言うと SAML そのものの解説になる予定です。



とりあえずこんな感じで進めるので、ぜひご参加を。

2012年9月6日木曜日

告知:9/22 ADFS/FIMハンズオン登録開始

以前告知したADFS/FIMのハンズオンセミナーの参加登録が始まりました。
限定23名なので早めにどうぞ。
http://kokucheese.com/event/index/51905/

2012年8月31日金曜日

[FIM2010] R2 向け HotFix がリリース


早くも HotFix がリリースされています。

修正内容の詳細は
 http://support.microsoft.com/?id=2734159
に記載されていますが、特に日本語環境で重要な修正点としては以下の2点かと。

・Unicode 文字列が含まれるユーザがパスワードリセットポータルを使えなかった不具合を修正
・Synchronization Manager が Unicode 文字列を含むファイルやフォルダへのアクセスができない不具合を修正

いずれもレアケースだとは思うので、それほど影響はありませんが極まれに日本語の sAMAccountName で構成されている Active Directory を見たりするので条件に合致するユーザもいるんだと思います。


他にも Exchange 2010 で Active Sync デバイスを追加したとき、Active Directory からユーザをデプロビジョニングできなくなる、といった課題にも対応したり、パフォーマンス向上をしていたりするようなので、気になる方は適用するとよいと思います。

2012年8月30日木曜日

[FIM2010] R2対応書籍が発売


濃い本が発売されました。

Kent Nordstrom さんによる Microsoft Forefront Identity Manager 2010 R2 Handbook です。




Amazon もしくは Packt Publishing で購入可能です。
※今日現在、Amazon(日本、US共に) では予約販売になっています。

早速購入してみたので、中身を軽く紹介しておきます。

まず、目次は下記の通りです。

Chapter 1: The Story in this Book
Chapter 2: Overview of FIM 2010 R2
Chapter 3: Installation
Chapter 4: Basic Configuration
Chapter 5: User Management
Chapter 6: Group Management
Chapter 7: Self-service Password Reset
Chapter 8: Using FIM to Manage Office 365 and Other Cloud Identities
Chapter 9: Reporting
Chapter 10: FIM Portal Customization
Chapter 11: Customizing Data Transformations
Chapter 12: Issuing Smart Cards
Chapter 13: Troubleshooting


インストールからカスタマイズまで全体的に網羅されています。
特に第8章では Office365 のユーザを管理する方法についての記載があったり、UAG と FIM を使って OTP(ワンタイムパスワード)を使った Office365 へのログオンの記述もあります。
同様に R2 からの新機能である Web ベースの SSPR(セルフサービスパスワードリセット)や SCSM を使ったレポーティングについても記載されています。

残念なのは約400ページで上記のすべてを詳細に解説するのは紙面上無理があり、それぞれの項目についての記述レベルは割と軽いものになっている点です。
しかし、全体に網羅されているので初めて FIM 2010 / FIM 2010 R2 を導入する人にとっては非常に理解しやすい内容になっていると思います。


これを機に日本が誇る?青本も R2 対応してリニューアルしないかなぁ・・・と思っています。

2012年8月18日土曜日

[FIM2010]Google Apps MAをリリースしました

以前のエントリで宣言してそのまま放置していた ECMA2.0 対応の GoogleApps 用管理エージェントですが、先ほど CodePlex 上でリリースしました。

CodePlex 上のプロジェクト



昔 Sourceforge に公開していた ECMA 1.0 用のものと基本的な動きは同じですが、 ECMA2.0 対応をするに際してゼロから書き直しました。
※ FIM 2010 rollup2 より前の ECMA2.0 非対応環境で使う場合は昔のバージョンを使ってください。


ソースコードも一緒に公開しているので、わかる人はわかるとは思いますが、そのうち内容の解説を本ブログ上でも行いたいと思います。


また、前のエントリでも紹介した 9/22 の .NET ラボ勉強会でのハンズオンではこの管理エージェントを使って実際に Google Apps へのプロビジョニングを体験していただこうと思いますのでこちらもお楽しみに。

2012年8月6日月曜日

[告知]8月~9月はアイデンティティ系イベント三昧


8月~9月は何故かアイデンティティ系のイベントがてんこ盛りです。
私も下記のイベントで都合4回登壇する予定です。

8/28
OpenID Technight Vol.9
http://atnd.org/events/31320
#既にキャンセル待ち

前半に先日のCloud Identity Summitの内容の紹介など非常に興味深いセッションがあった後、「クラウド・アイデンティティとコンシュマライゼーション」というテーマでパネルディスカッションがあり、私は後半のパネルに登場する予定です。

9/19 大阪、9/21 東京
ID & IT Management Conference 2012
http://nosurrender.jp/idit2012/

今年で2回目の開催となる国内では非常に貴重なアイデンティティに関するカンファレンスです。このイベントはパネルディスカッションが中心になっているが特長で、今回私は「シングルサイオンベンダーによる最新技術動向について」というパネルのモデレータを務める予定です。

9/22
.NETラボ勉強会
http://www.dotnetlab.net/dnn/Events/NET%E3%83%A9%E3%83%9C%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A2012%E5%B9%B409%E6%9C%88/tabid/122/Default.aspx
#登録サイトは未オープン。オープン時にお知らせします。

.NETラボの高尾さんを巻き込んで遂に企画してしまいました。FIM/ADFS のハンズオンです。日本マイクロソフトからお馴染み安納さんやソフィアネットワークスの国井さん(Directory ServiceのMVP)にも色々とお願いをしてしまったので、かなりレアなイベントになりそうです。

お時間の許す方は是非!

2012年7月29日日曜日

[FIM2010] R2 向け Best Practices Analyzer がリリース

これは一度でも FIM をインストール・設定したことがある人なら理解できると思いますが、インストールや設定に際してかなり細かい設定項目や前提事項が存在しています。

真面目にやろうとすると、このような本を片手に頑張ることになるのですが、中々面倒くさいのも事実です。



通常私達がセットアップをする場合は、そのあたりをまとめたスクリプトや設定テンプレートを使ってしまうのですが、結果を一括で確認できるという点では今回リリースされた様な Best Practices Analyzer はとても便利です。

ダウンロード URL

尚、このツールを使うには事前に MBCA2.0(Microsoft Baseline Configuration Analyzer)をインストールしておく必要があります。

ダウンロード URL


早速使ってみます。

まずは起動して Select Product より Forefront Identity Manager 2010 R2 BPA を選択して Start Scan をクリックします。


次の画面で分析対象のパラメータを設定します。今回の環境では CLM および BHOLD は使っていないのでチェックを入れていません。


Start Scan をクリックすると分析が開始され、しばらくすると結果が表示されます。
ここでは、FIMService / FIMSyncService のアカウントのバッチジョブとしてのログオン拒否のポリシーが有効化されていない点と SQL Server Agent のジョブが有効になっていない点がエラーおよび警告として表示されています。


結果をクリックすると詳細が表示され、対応方法について記載された Web サイトへのリンクも用意されています。


では、分析結果で指摘された事項を修正していきます。
まずはサービスアカウントがバッチジョブとしてログオンできない様にポリシーを構成します。


次に SQL Server Agent のジョブで一部有効化されていないものがあったので有効化しておきます。


構成したら再度、ツールで分析をしてみます。
すると今度は問題が表示されなくなります。



みなさんも設定が一通り完了したら一度このツールを使って正しく設定されているかを最後に確認してみることをお勧めします。