こんにちは、富士榮です。
先日のInternet Identity Workshop(IIW)でもVerifiable Credentialsのフォーマットやウォレットの管理方式とリンク可能性(Linkability)・リンク不可能性(Unlinkability)について議論がありましたが、そもそもどういうことなの?って話です。
要するにKim CameronのThe laws of identityでいうところの「Directed Identity」の話で、例えば複数のリライングパーティ同士が結託すると意図しないアイデンティティの紐付け(名寄せ)が行われて開示していない属性についても知られてしまうので、例えば識別子をリライングパーティごとに分ける(いわゆるPairwise identifier)を使って仮名化しようよ、みたいな話です。
そういえば昔、仮名と匿名の話をしたな、って思い出しました。(昔すぎて恥ずかしい)
ID連携における仮名 from Naohiro Fujie
この名寄せの話がVCやウォレットにどう関係するの?ってところですが、ちょうど良い資料をSpruceIDのWayneがいい資料を公開しているのでご紹介を。
Provably Forgotten Signatures: Adding Privacy to Digital Identity
https://blog.spruceid.com/provably-forgotten-signatures-adding-privacy-to-digital-identity/
次回かいつまんで読んでいこうと思います。
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