お客さんと話をしていると、相手が情報システム部門の人だと
・兼務など日本企業の慣習になじむのはやっぱり国産
・メジャー海外製品はべらぼうに高い
・何となく国産は安心?
なんて言われるし、ベンダ側もそれに同調している(当たり前か)。
でも、国産か否かという次元ではなく何のためにIdMを導入するのかという視点にたつと、上のような話は選定基準としてまったく意味がなくなってしまいます。
私見ですが、まだまだ国産のIdM製品はライフサイクル管理、同期、プロビジョニングを中心機能として考えていると思いますが、対して洋物のメジャー製品は一歩進んだ?IdMを考えていると思います。
要するに、
・IDが沢山あるから自動管理できるシステムを導入しましょう、というアプローチ
→レガシーなID管理(同期、プロビジョニング)
・IDが沢山あるから出来るだけIDを減らすためのシステムを導入しましょう、というアプローチ
→SSOやFederationをプロダクトの中心に据えつつある?
の違い。
どちらが根本的な課題を解決しているか、というとやっぱり後者だと思います。
もちろん、サービス側の対応が前提になる点で後者の導入はそれなりにハードルも高いし、技術仕様などもまだまだ完全に整備されているとは言えない状態です。
国産IdMパッケージベンダさんもなるべく早い段階で後者のアプローチにシフトしていって欲しいもんです。やっぱり国産は安心だし(笑)
国産品の代表?どれも一長一短だとは思いますが、やっぱりインターフェイスが日本語なのが最高です。。
インテック(http://www.intec.co.jp/service/network/idms.html)
・束人(そくと)
・結人(ゆいと)
ソフトバンクテクノロジー(http://www.tech.softbank.co.jp/solution/security/accountone/index.html)
・Secure Account One
京セラコミュニケーションシステム(http://kccs.co.jp/products/directory/)
・GreenOffice Directory
エクスジェンネットワークス(http://www.exgen.co.jp/overview.html)
・LDAP Manager
当Blogの主題の各プロダクトのレビューはまた時間のあるときに。。(そんなんばっかりです)
2008年11月3日月曜日
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