今日(といっても深夜をまわってしまったので、昨日)、ベルサーレ九段で開催された「Liberty Alliance Day 2008」に参加してきました。
テーマは「Trust and Harmony for the Emerging Identity Ecosystem」ということで、アイデンティティ管理に関連する信頼性確保やプライバシー保護に関する話がメインでした。
基調講演ではOracleのRoger Sullivan氏がLiberty Allianceが注力するポイントの一つとしてIAF(Identity Assurance Framework」の話をしたり、相互運用性に関するパネルではLiberty、OpenID、CardSpaceについて、セキュリティ、プライバシー保護という観点での取り組みを紹介したりと盛りだくさんでした。
ポイントはそれぞれこんな感じ。
・信頼性確保
Liberty AllianceではIAF、OpenIDではReputation、PAPEのようにIdP/OPの信頼性を保証するための枠組みの策定に注力している(実際に商用利用するにはまだまだ、といったところですが)
・プライバシー保護
SPへ提供する属性情報をユーザに選択/確認させる、という仕組みが実装されてきつつある。Geneva CardSpaceのデモもあり、InfoCardの中のどんな属性が実際にSPに提供されるかをユーザがあらかじめ確認する様子がみれました。
後は、こういうイベント恒例の新技術、プロジェクトの発表。
今回は、
・OpenSSO 8.0 Enterprise Edition : 11/14リリース
・Genevaの(おそらく)国内初の発表(LibertyだけにSAML2.0サポート※がポイント)
※どこまでサポートするかは未定とのことですが。
でした。
まぁ400人くらいの参加があったようなので、それなりに盛況だったんではないでしょうか?
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