こんにちは、富士榮です。
来週6月25日に京都大学の学術情報メディアセンターでデジタルIDについてお話しさせていただきます。
告知・申込サイト
会場はもちろん京都大学ですが、ハイブリッド形式での開催となるのでリモート視聴も可能です。
旧来のSAMLをベースとしてアカデミックフェデレーションの話からOpenID Connectへの道筋の話や、学術機関におけるトラストフレームワークの今後の話、学位・学修歴などのデジタルクレデンシャルの利活用へのシナリオの話など、80分でまるっとお話ししようと思います。
ぜひご参加ください。
こちらがアジェンダです。
◆16時30分~16時35分 オープニング
◆16時35分~17時05分
講演者:清水 さや子(国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系 助教)
講演題目:Persistent IDの可能性とオンライン本人確認システムの紹介
講演概要:組織で提供されるIDは、通常、入学や採用時に発行され、卒業や離職時には無効化されます。そのため、所属組織が変更されると、その時点で、新しいIDを利用することになります。一方で、研究データ基盤サービスなど、所属組織の異動に関係なく継続利用が求められるサービスも存在します。このようなケースに対しては、オンラインでの本人確認を利用したスムーズなID移行が期待されています。本セッションでは、Persistent IDの活用や、スムーズにID移行を支援するためのオンライン本人確認システムについて紹介します。
◆17時05分~18時25分
講演者:富士榮 尚寛(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社・みらい研究所長)
講演題目:学術機関におけるデジタルIDとトラストのこれから
講演概要:従来の学生や教員のアカウント管理や認証など、各種情報システムへのセキュアなアクセスを行うためのID管理・認証という世界観から、デジタル学修歴やデジタル学生証など新たなデジタルツールの利活用を行うためのデジタル・トラストをいかにして構築するか?が近年着目されています。本講演では従来のデジタルIDやトラストのあり方を踏まえた上で、今後のデジタル社会の発展に向けたデジタルIDとトラストのあり方について議論します。
◆18時25分~18時30分 クロージング
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