インドの空港で使える、Verifiable Credentialsベースのクレデンシャルにより空港でのシームレス体験*を提供するDigi Yatraが14の空港、400万ユーザを超えたらしいです。
* 空港でのチェックイン、保安検査場、ゲート入場、荷物預けを顔認証でできるらしい
ちょっと前のニュースですがCXO Onlineの記事
Starting with just three airports, Delhi, Bengaluru, and Varanasi, Digi Yatra has expanded its footprint across major airports in the country, including Mumbai, Hyderabad, Pune and Kolkata. Currently operational at 14 airports, very soon Digi Yatra plans to expand to an additional 15 airports.
3つの空港から始まって現在14の空港で利用でき、もうすぐ15番目の空港でも使えるようにする予定らしいです。
By adopting Digi Yatra, passengers have been able to cut down on airport entry time from 15-20 seconds to around 5 seconds.
これまで15-20秒かかっていた空港への入場が5秒で済むようになったとのこと。20秒ならいいじゃんって思ってしまいますが、インドくらいの人口のところだとものすごい効果なのかもしれません。
まぁ、日本でも顔認証ゲートは導入されているので、VCベースかどうかは置いておいて、この流れは世界へ広がっていくんでしょうね。
羽田の顔認証ゲート
https://tokyo-haneda.com/site_resource/flight/pdf/how_to_use_Face_Express_en.pdf
ちなみにあまり詳しい技術情報は書いてありませんが、Digi YatraのCEOの方がFinancial Expressに寄稿した記事には分散Ledgerを使ったDIDとVCによる自己主権型アイデンティティのソリューションである、と書いています。
どうしてもTravel Passというとe-Passport系の話に頭が入ってしまいますが、空港での顧客体験の向上、というキーワードでも色々と適用できそうな場面はありそうですね。
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