2024年11月11日月曜日

Token StatusListを深掘りしていく

こんにちは、富士榮です。


昨日投稿したIETFの振り返りを含め各ドラフトについて少し深掘りしていこうと思います。

昨日の振り返りポスト

https://idmlab.eidentity.jp/2024/11/ietf121-dublin.html


まずは、Token StatusListです。

こちらはドラフトドキュメントを軽く見ましたが、今回の現地でのミーティングを踏まえ少しアップデートしておきましょう。

https://idmlab.eidentity.jp/2024/10/ietftoken-status-list.html


まぁ、基本的に以前書いた通りではあるのですが、Updateとして数点書いておきます。

履歴のリクエスト

オプションではありますが、特定の時点で当該のトークンが有効だったのか?ということを確認したいという要件があるようです。その要件に対応するためにクエリパラメータをサポートすることにしています。

これ、StatusList Providerの実装が面倒ですね・・・

Zlib以外の圧縮アルゴリズムをサポートするか

現状は以前も書いた通りBitString StatusListはZlibで圧縮されています。

このスライドにある通り、まずはサポートする圧縮方式のレポジトリを作ってとりあえずZlibだけ入れておこうか、という感じです。

レスポンスにContext-Typeをつけるかどうか

現状はレスポンスへのContent-Type付与が必須になっているわけですが、一部のCDNがサポートしていないということもありお悩みポイントになっているようです。

AsIsでいいんじゃないかと思いますが、WGLCまでには決まってくると思います。

とりあえずToken StatusListについてはこんなところです。




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