こんにちは、富士榮です。
Igniteのシーズンですね。
昨晩のKeynoteに引き続き今晩もAzure AD、EMS関連のUpdateが色々とあるようなので、楽しみです。
取り急ぎ詳細は今晩以降ですが、個人的に重要なアップデートは以下2点ですかね。
1.Passwordless login to Azure AD
Microsoft Accountで実装されているAuthenticatorアプリを使ったパスワードレスのログインです。※画像はAlex Simonsのtwitterより。
早速Techcrunchなども記事にしてます。
https://techcrunch.com/2018/09/24/microsoft-wants-to-help-you-do-away-with-more-passwords/
2.IntuneでWin32アプリの配布が可能に
結局GPOとの併用が辞められないIntuneですが、一つの大きな理由にWin32アプリの配布の課題もあったと思うので、この辺りも気になるところですね。
何しろ、セッション検索でキーワード指定をすると膨大な量が出てくるので、追いかけきれません・・・
・Active Directory : 113セッション
・Identity : 182セッション
とりあえず、Windows Server 2019のGAも決まったことですし、この辺りは必見かと。
BRK2254 - Azure Active Directory: New features and roadmap
BRK3030 - What's new in Active Directory Federation Services (AD FS) in Windows Server 2019
THR2312 - Trusted Identity Platform: Passwordless Auth using Azure AD
2018年9月25日火曜日
2018年1月15日月曜日
[Azure AD/Intune]ログイン画面からPINをリセットする(モバイル編)
こんにちは、富士榮です。
前回はAzure AD JoinしているWindows 10 PCのPINをログイン画面からリセットする方法を紹介しましたが、今回は今更ながらですがWindows 10 MobileのPINをリセットする方法です。
今更ではありますが、最近Lumia 950を滅多に起動しなくなり、PINを忘れてFactoryリセット、、、という繰り返しをしていたので、最初からこの方法を実装しておけばよかった・・・と後悔したので。。
さて、やり方ですが実装方法は前回とほぼ同じですが、リセットの方法が若干異なります。(管理者がIntuneの管理画面からリセットします)
ということで早速。
前回はAzure AD JoinしているWindows 10 PCのPINをログイン画面からリセットする方法を紹介しましたが、今回は今更ながらですがWindows 10 MobileのPINをリセットする方法です。
今更ではありますが、最近Lumia 950を滅多に起動しなくなり、PINを忘れてFactoryリセット、、、という繰り返しをしていたので、最初からこの方法を実装しておけばよかった・・・と後悔したので。。
さて、やり方ですが実装方法は前回とほぼ同じですが、リセットの方法が若干異なります。(管理者がIntuneの管理画面からリセットします)
ということで早速。
◆必要な物、準備事項
- デバイス
- Azure AD参加したWindows 10 Creator Updateが動作しているデバイス(Creator Update/1703からこの機能は使えるとドキュメント上は書いてあります。が、私の環境が既にFall Creator Update/1709だったので1709でしか試していません)
- ライセンス
- 該当ユーザにIntuneのライセンスが割り当たっていること
- 設定
- IntuneでPINリセット用のプロファイルを構成していること
◆Intuneでデバイス構成プロファイルを作成する
ここはPC用と同じプロファイルが使えるので、前回紹介したものをそのまま使います。
尚、ドキュメント上はMicrosoft PIN Reset Service IntegrationとMicrosoft PIN Reset ClientをAzure AD上にプロビジョニングしておかないとダメ、とありますがどうやらこの手順は無くても動きそうです。(どうしても動きがおかしい場合は試してみても良いかも知れませんが)
念のため、Microsoft PIN Reset Service IntegrationとMicrosoft PIN Reset Clientのプロビジョニング方法です。
- Microsoft PIN Reset Service Integration
Intuneテナントの管理者でこのURLにアクセスし、ディレクトリへのアクセス権限を与えます。
承諾すると、エラーが出ますがこれでOKです。
- Microsoft PIN Reset Client
同じくIntune管理者でアクセスします。
こちらもエラーが出ますがOKです。
(カスタムスキームだったので、Azure AD Joinした端末へIntune管理者でログインしたり、Windows 10 Mobileからアクセスしてみましたが、結果は同じだったのであまり関係ないのかも知れません)
エラーは出るものの、上記2つを実行することでAzure AD上にサービスがプロビジョニングされます。私の環境ではあっても無くてもPINリセットは実行できたので無くてもOKかも知れません。
- 管理者によるリセット要求
Intuneの管理画面で対象のデバイスを選択、Overviewの一番右上のドロップダウンよりReset passcodeを選択します。
確認画面が出てリセット要求が行われます
しばらく(5分~10分くらい)して画面をリロードすると新しいPIN(テンポラリPIN)が表示されます。(7日間表示されるので、この間に利用者へ通知してリセットさせるという方式です)
- 利用者側の操作
管理者がPINのリセット要求を行うと一時的に端末がロックされます。
完了を押すと管理者から聞いたテンポラリPINコードを入力する画面が出てきますので、入力します。
(尚、不具合だと思うのですが、管理者側で発行したテンポラリPINコードにモバイルのキーボードで入力できない文字記号が含まれることがありました。その場合は再度管理者にテンポラリPINコードを発行してもらう必要があります)
入力が完了すると、自身で使うPINを登録することが出来るようになります。ここで設定したPINが以降デバイスのロック解除を行うPINとなります。
上手くいけばデバイスを使えるようになります。
もうWindows 10 Mobileを使うことも減ってくるとは思いますが、PINを忘れるたびにリセットして写真やデータが消える、ということもなくなるので使用頻度が減ってきた今がPINリセットを実装しておくべき時なのかも知れません。
尚、ドキュメント上はMicrosoft PIN Reset Service IntegrationとMicrosoft PIN Reset ClientをAzure AD上にプロビジョニングしておかないとダメ、とありますがどうやらこの手順は無くても動きそうです。(どうしても動きがおかしい場合は試してみても良いかも知れませんが)
念のため、Microsoft PIN Reset Service IntegrationとMicrosoft PIN Reset Clientのプロビジョニング方法です。
- Microsoft PIN Reset Service Integration
Intuneテナントの管理者でこのURLにアクセスし、ディレクトリへのアクセス権限を与えます。
承諾すると、エラーが出ますがこれでOKです。
- Microsoft PIN Reset Client
同じくIntune管理者でアクセスします。
こちらもエラーが出ますがOKです。
(カスタムスキームだったので、Azure AD Joinした端末へIntune管理者でログインしたり、Windows 10 Mobileからアクセスしてみましたが、結果は同じだったのであまり関係ないのかも知れません)
エラーは出るものの、上記2つを実行することでAzure AD上にサービスがプロビジョニングされます。私の環境ではあっても無くてもPINリセットは実行できたので無くてもOKかも知れません。
◆リセットする
モバイルの場合はPCとは異なり、ログイン画面から自分自身でPINをリセットすることはできず、あくまでIntune管理者へリセットを依頼することになります。- 管理者によるリセット要求
Intuneの管理画面で対象のデバイスを選択、Overviewの一番右上のドロップダウンよりReset passcodeを選択します。
確認画面が出てリセット要求が行われます
しばらく(5分~10分くらい)して画面をリロードすると新しいPIN(テンポラリPIN)が表示されます。(7日間表示されるので、この間に利用者へ通知してリセットさせるという方式です)
- 利用者側の操作
管理者がPINのリセット要求を行うと一時的に端末がロックされます。
完了を押すと管理者から聞いたテンポラリPINコードを入力する画面が出てきますので、入力します。
(尚、不具合だと思うのですが、管理者側で発行したテンポラリPINコードにモバイルのキーボードで入力できない文字記号が含まれることがありました。その場合は再度管理者にテンポラリPINコードを発行してもらう必要があります)
入力が完了すると、自身で使うPINを登録することが出来るようになります。ここで設定したPINが以降デバイスのロック解除を行うPINとなります。
上手くいけばデバイスを使えるようになります。
もうWindows 10 Mobileを使うことも減ってくるとは思いますが、PINを忘れるたびにリセットして写真やデータが消える、ということもなくなるので使用頻度が減ってきた今がPINリセットを実装しておくべき時なのかも知れません。
2018年1月12日金曜日
[Azure AD/Intune]ログイン画面からPINをリセットする
こんにちは、富士榮です。
前回はAzure AD JoinしているWindows 10 PCのパスワードをログイン画面からリセットする方法を紹介しましたが、今回はPINをリセットする方法です。
まぁ、パスワードでログインすればいいじゃないか、という話もあるにはあるのですが、PINを忘れてしまうとログイン後、PINの削除=Windows Hello関連の設定のクリアをしてからPINの再設定、Windows Hello関連(顔とか指紋)の再登録という手順になるので、確かにPINだけでリセット出来るととても便利です。
こちらもパスワードリセットとほぼ同じ方法で設定をすることになるので、今回は差分となる部分を紹介します。
前回はAzure AD JoinしているWindows 10 PCのパスワードをログイン画面からリセットする方法を紹介しましたが、今回はPINをリセットする方法です。
まぁ、パスワードでログインすればいいじゃないか、という話もあるにはあるのですが、PINを忘れてしまうとログイン後、PINの削除=Windows Hello関連の設定のクリアをしてからPINの再設定、Windows Hello関連(顔とか指紋)の再登録という手順になるので、確かにPINだけでリセット出来るととても便利です。
こちらもパスワードリセットとほぼ同じ方法で設定をすることになるので、今回は差分となる部分を紹介します。
◆必要な物、準備事項
- デバイス
- Azure AD参加したWindows 10 Creator Updateが動作しているPC(パスワードと違ってCreator Update/1703からこの機能は使えるとドキュメント上は書いてあります。が、私の環境ではFall Creator Updateでないと動きませんでした)
- ライセンス
- 該当ユーザにIntuneのライセンスが割り当たっていること(GPOやPowerShellで対象PCのレジストリを直接操作してもOKですが、Intuneがあると便利です。本ポストではIntuneを使ってポリシーを配布する方法を紹介します)
- 設定
- IntuneでPINリセット用のプロファイルを構成していること
早速やってみます。
◆Intuneでデバイス構成プロファイルを作成する
前回同様、Azure PortalからIntune、Device ConfigurationからProfilesを開き、Create profileをより新規プロファイルを作成します。
ほぼパスワードリセットの時と作成するプロファイルは同じなのですが、設定するOMA-URIだけが以下のものとなります。
./Device/Vendor/MSFT/PassportForWork/[Tenand Id]/Policies/EnablePinRecovery
このTenant IdはAzure ADのプロパティから取得できるテナントIDです。
これで完了です。パスワードリセットよりも簡単です。
このリンクから以下の様にPINリセットを進めることが出来ます。
パスワードでログインし、多要素認証を行います。
警告が表示されます。PINはデバイス単位なので、当然リセットはデバイス毎に行う必要があります。(忘れた奴だけやればOKですが)
新しいPINを登録します。
完了すると新しいPINでログインできるようになります。
前回のパスワードリセットを含め、ログイン画面から出来ることが増えているので、ヘルプデスクの負荷を下げるには、Windows 10+Azure AD/Intuneの組み合わせは良いと思います。
ほぼパスワードリセットの時と作成するプロファイルは同じなのですが、設定するOMA-URIだけが以下のものとなります。
./Device/Vendor/MSFT/PassportForWork/[Tenand Id]/Policies/EnablePinRecovery
このTenant IdはAzure ADのプロパティから取得できるテナントIDです。
これで完了です。パスワードリセットよりも簡単です。
◆リセットする
構成が上手くいくとWindows 10 PCのログイン画面にPINリセットのリンクが表示されます。(もちろんAzure AD参加、Intuneへのデバイス登録がされていることが前提です)
このリンクから以下の様にPINリセットを進めることが出来ます。
パスワードでログインし、多要素認証を行います。
警告が表示されます。PINはデバイス単位なので、当然リセットはデバイス毎に行う必要があります。(忘れた奴だけやればOKですが)
新しいPINを登録します。
完了すると新しいPINでログインできるようになります。
前回のパスワードリセットを含め、ログイン画面から出来ることが増えているので、ヘルプデスクの負荷を下げるには、Windows 10+Azure AD/Intuneの組み合わせは良いと思います。
2018年1月10日水曜日
[Azure AD/Intune]PCのログイン画面からパスワードをリセットする
こんにちは、富士榮です。
Azure ADドメインに参加したWindows 10 Fall Creators Update(Build 1709)のPCではログイン画面からパスワードをリセットすることが出来るようになっています。
公式Blogでのアナウンス
Resetting passwords on Azure AD-joined devices is much easier with the latest Windows update
https://cloudblogs.microsoft.com/enterprisemobility/2017/11/20/resetting-passwords-on-azure-ad-joined-devices-is-much-easier-with-the-latest-windows-update/
ちょっと時間がたってしまいましたが、動かしてみました。
Azure ADドメインに参加したWindows 10 Fall Creators Update(Build 1709)のPCではログイン画面からパスワードをリセットすることが出来るようになっています。
公式Blogでのアナウンス
Resetting passwords on Azure AD-joined devices is much easier with the latest Windows update
https://cloudblogs.microsoft.com/enterprisemobility/2017/11/20/resetting-passwords-on-azure-ad-joined-devices-is-much-easier-with-the-latest-windows-update/
ちょっと時間がたってしまいましたが、動かしてみました。
◆必要な物、準備事項
- デバイス
- Azure AD参加したWindows 10 Fall Creator Updateが動作しているPC
- ライセンス
- 該当ユーザにAzure AD Premium P1以上のライセンスが割り当たっていること(オンプレミスADへのパスワード書き戻しを行う場合)
- 該当ユーザにIntuneのライセンスが割り当たっていること(GPOやPowerShellで対象PCのレジストリを直接操作してもOKですが、Intuneがあると便利です。本ポストではIntuneを使ってポリシーを配布する方法を紹介します)
- 設定
- Intuneでパスワードリセット用のプロファイルを構成していること
- Azure AD上でパスワードリセットを有効化していること
早速やってみます。
◆Intuneでデバイス構成プロファイルを作成する
Azure PortalからIntune、Device ConfigurationからProfilesを開き、Create profileをより新規プロファイルを作成します。
プラットフォームにWindows 10 or later、プロファイルタイプにCustomを選択し、OMA-URIを追加していきます。
追加するOMA-URIの情報は以下の通りです。
- OMA-URI : ./Vendor/MSFT/Policy/Config/Authentication/AllowAadPasswordReset
- Data type : Integer
- Value : 1
◆Azure ADでパスワードリセットを有効化する
次はAzure ADを開き、Password resetを構成します。具体的にはリセットさせたいユーザを含むセキュリティ・グループに対して割り当てを行います。
(デフォルトでSSPRSecurityGroupUsersというグループが出来ていると思うので、対象ユーザをこのグループに入れます)
◆リセットする
構成が上手くいくとWindows 10 PCのログイン画面にパスワードリセットのリンクが表示されます。(もちろんAzure AD参加、Intuneへのデバイス登録がされていることが前提です)
このリンクから以下の様にパスワードリセットを進めることが出来ます。
SMSへリセット用のワンタイムコードの送信
SMSで送られてきた確認コードを入力
場合によって2つ目の確認手段を求められるので、メールにも確認コードを送信
同じく確認コードを入力して、新しいパスワードを登録
リセットが完了するので、新しいパスワードでPCへログイン
オンプレだけで構成されている環境の場合はMIM(Microsoft Identity Manager)のパスワードリセットエージェントを配布~インストールする必要があったので、クラウドベースもしくはハイブリッド環境だとかなり楽に管理が出来ますね。
2016年8月15日月曜日
[Azure AD]登録済みデバイスからのみアクセスを許可する
こんにちは、富士榮です。
最近Pokemon Goの話題ばかりだったので、Azure Active Directory(Azure AD)の話題を。
以前、IdM実験室別館(Channel 9)やセミナで紹介したことがありますが、組織内のネットワーク以外からのアクセスを拒否したり多要素認証を要求したりする「条件付きアクセス(Conditional Access)」の新機能の「デバイスベースの条件付きアクセス」のパブリック・プレビューが公開されました。
公式Blogでのアナウンス
#AzureAD Conditional Access Policies for iOS, Android and Windows are in Preview!
https://blogs.technet.microsoft.com/enterprisemobility/2016/08/10/azuread-conditional-access-policies-for-ios-android-and-windows-are-in-preview/
具体的に何ができるのか、というと
※ドメイン参加は以下の条件
・オンプレミスのADに参加しており、デバイス同期がAzure ADに対して実行されている
・Azure AD自体に参加している
・Workplace Joinしている
※対応しているデバイスは、Windows PC、Windows Mobile、iOS、Android
やはりネットワーク・ベースのアクセス制御だと業態によっては適用が難しかったり、信頼済みネットワークのメンテナンスが面倒だったりするので、デバイス自体を見てアクセスを制御する機能の必要性が挙がっており、ようやくの対応となりました。まだまだパブリック・プレビューですがニーズは多いはずなので早く正式リリースしてもらいたいですね。
と、いうことで早速試してみます。
(Azure AD Premiumのライセンスが必要です)
[設定]メニューを開くと「デバイスベースのアクセス制御」が表示されているので「アクセス規則を有効にする」をONにします。
すると、適用対象とデバイスルールの2つのメニューが表示されます。
適用対象は、対象とするユーザを選択します。例えばルール適用対象から除外したいユーザがいる場合は、ユーザやグループの単位で除外することが出来ます。
また、デバイスルールは、対象とするデバイスの種類、およびWindowsデバイスの場合のルール準拠の条件(ドメイン参加やIntune登録など)を設定することが出来ます。
以下が設定画面です。
今回は、全てのユーザが、すべてのデバイスにおいてルールに準拠している必要があるように設定してみました。
では、早速アクセスしてみます。
まずはルールに準拠していないPCからのアクセスです。
ログインをすると、アクセスが拒否されました。
しかし、FirefoxやChromeでアクセスした時とInternet ExploreやEdgeでアクセスした時で出てくるメッセージが異なります。
どうやらInternet ExploreとEdgeしか対応していないようです。
Firefoxでのアクセス。The current browser is not supportedと言われてしまう。
Edgeでのアクセス。The application contains sensitive information and can only be accessed from the devices that are compliant with eIdentity access policyと言われ、デバイスベースでのアクセス制御が有効に働いていることがわかる。
次に、ポリシーに準拠しているPCからアクセスしてみます。今回はAzure ADに直接参加しているWindows 10のPCからアクセスしてみます。
Firefoxからのアクセスだとやはりブラウザが対応していない、と言われます。
Edgeでアクセスすると問題なくアクセスできるので正常にデバイスベースのアクセス制御が働いていることがわかります。
まずはiOS版のChromeです。
やはりブラウザを選ぶようで、アクセスできません。
Safariでアクセスするとクライアント証明書認証が走ります。
証明書をタップするとうまくアクセスできました。
しかし、デバイス状態をAzure ADが判断するためには仕方ないことかもしれませんが、ブラウザを選んでしまうのが難点といえば難点です。
せめてChromeやForefoxなど他のブラウザ用にプラグインなどを用意して対応していってもらいたいものです。。。
最近Pokemon Goの話題ばかりだったので、Azure Active Directory(Azure AD)の話題を。
以前、IdM実験室別館(Channel 9)やセミナで紹介したことがありますが、組織内のネットワーク以外からのアクセスを拒否したり多要素認証を要求したりする「条件付きアクセス(Conditional Access)」の新機能の「デバイスベースの条件付きアクセス」のパブリック・プレビューが公開されました。
公式Blogでのアナウンス
#AzureAD Conditional Access Policies for iOS, Android and Windows are in Preview!
https://blogs.technet.microsoft.com/enterprisemobility/2016/08/10/azuread-conditional-access-policies-for-ios-android-and-windows-are-in-preview/
具体的に何ができるのか、というと
- ドメインに参加しているデバイスからのみアクセスを許可する
- MDM(Intune)で管理されているデバイスからのみアクセスを許可する
※ドメイン参加は以下の条件
・オンプレミスのADに参加しており、デバイス同期がAzure ADに対して実行されている
・Azure AD自体に参加している
・Workplace Joinしている
※対応しているデバイスは、Windows PC、Windows Mobile、iOS、Android
やはりネットワーク・ベースのアクセス制御だと業態によっては適用が難しかったり、信頼済みネットワークのメンテナンスが面倒だったりするので、デバイス自体を見てアクセスを制御する機能の必要性が挙がっており、ようやくの対応となりました。まだまだパブリック・プレビューですがニーズは多いはずなので早く正式リリースしてもらいたいですね。
と、いうことで早速試してみます。
◆設定はアプリケーション単位
ネットワークベースの条件付きアクセス制御と同様にアプリケーション単位で設定を行います。(Azure AD Premiumのライセンスが必要です)
すると、適用対象とデバイスルールの2つのメニューが表示されます。
適用対象は、対象とするユーザを選択します。例えばルール適用対象から除外したいユーザがいる場合は、ユーザやグループの単位で除外することが出来ます。
また、デバイスルールは、対象とするデバイスの種類、およびWindowsデバイスの場合のルール準拠の条件(ドメイン参加やIntune登録など)を設定することが出来ます。
以下が設定画面です。
今回は、全てのユーザが、すべてのデバイスにおいてルールに準拠している必要があるように設定してみました。
では、早速アクセスしてみます。
◆Windows PCからのアクセス。IEとEdge以外は対応していない!
まずはPCでアクセスしてみます。まずはルールに準拠していないPCからのアクセスです。
ログインをすると、アクセスが拒否されました。
しかし、FirefoxやChromeでアクセスした時とInternet ExploreやEdgeでアクセスした時で出てくるメッセージが異なります。
どうやらInternet ExploreとEdgeしか対応していないようです。
Firefoxでのアクセス。The current browser is not supportedと言われてしまう。
Edgeでのアクセス。The application contains sensitive information and can only be accessed from the devices that are compliant with eIdentity access policyと言われ、デバイスベースでのアクセス制御が有効に働いていることがわかる。
次に、ポリシーに準拠しているPCからアクセスしてみます。今回はAzure ADに直接参加しているWindows 10のPCからアクセスしてみます。
Firefoxからのアクセスだとやはりブラウザが対応していない、と言われます。
Edgeでアクセスすると問題なくアクセスできるので正常にデバイスベースのアクセス制御が働いていることがわかります。
◆モバイル(iOS)でアクセスする。同じくブラウザを選ぶ!
同じくiOSでアクセスします。このデバイスはIntuneに登録済みなので、ポリシーに準拠している状態です。まずはiOS版のChromeです。
やはりブラウザを選ぶようで、アクセスできません。
Safariでアクセスするとクライアント証明書認証が走ります。
証明書をタップするとうまくアクセスできました。
◆まとめ
デバイスの状態をちゃんとみてアクセス制御が働いていることがわかります。これでネットワーク制御に加えて、さらに柔軟に制御をすることもできるようになりそうです。しかし、デバイス状態をAzure ADが判断するためには仕方ないことかもしれませんが、ブラウザを選んでしまうのが難点といえば難点です。
せめてChromeやForefoxなど他のブラウザ用にプラグインなどを用意して対応していってもらいたいものです。。。
2015年11月23日月曜日
[Windows 10]Intuneを使ったMobileデバイスの消去
こんにちは、富士榮です。
前回、前々回とWindows 10 MobileデバイスをAzure Active Directory(Azure AD)へ参加させる方法について解説をしてきました。
この際、Azure ADとMicrosoft Intuneを連携させておくと、Azure ADに登録されたデバイス情報が自動的にIntuneに同期され、ポリシーの適用やリモート・ロック、ワイプなどの管理を行うことができるようになります。
しかし実際にワイプされるところを見ることも少ないだろうなぁ、ということでChannel 9に動画をアップしておきました。
実際は結構時間がかかるんですが、勝手にデバイスがシャットダウンされ、初期化されていく姿をご覧いただけると思いますので、ぜひご覧ください。
Azure ADへのWindows 10 Mobile参加とIntuneによるリモートワイプ
https://channel9.msdn.com/Blogs/IdM-Lab-Annex-MVP-for-Directory-Services-Naohiro-Fujie/Azure-ADWindows-10-MobileIntune
前回、前々回とWindows 10 MobileデバイスをAzure Active Directory(Azure AD)へ参加させる方法について解説をしてきました。
この際、Azure ADとMicrosoft Intuneを連携させておくと、Azure ADに登録されたデバイス情報が自動的にIntuneに同期され、ポリシーの適用やリモート・ロック、ワイプなどの管理を行うことができるようになります。
しかし実際にワイプされるところを見ることも少ないだろうなぁ、ということでChannel 9に動画をアップしておきました。
実際は結構時間がかかるんですが、勝手にデバイスがシャットダウンされ、初期化されていく姿をご覧いただけると思いますので、ぜひご覧ください。
Azure ADへのWindows 10 Mobile参加とIntuneによるリモートワイプ
https://channel9.msdn.com/Blogs/IdM-Lab-Annex-MVP-for-Directory-Services-Naohiro-Fujie/Azure-ADWindows-10-MobileIntune
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